腓骨(ひこつ)神経麻痺
腓骨神経は、膝の裏のすぐ下のあたりで、ふくらはぎ外側の皮膚の表面を通っている神経です。この神経が腓骨小頭(膝関節外側の関節のすぐ下の骨を触れるところ)のあたりで圧迫されると腓骨神経麻痺が起こります。麻痺が起こると、足をもち上げる筋肉が弱くなって足が上方足首が上方=足の甲の側に曲がらなくなりますに曲がらなくなります(懸垂足)。この麻痺が起こりやすいのは、寝たきりのやせた人、安全ベルトのかけ方を間違えたまま車いすに座っている人、長時間脚を組む癖がある人などです。
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