市販の薬と病院でもらう薬の強さは違う?

 薬局で買える市販薬( OTCと言います)は、病院薬の1/3以下の薬効と決められています。つまり同じ名前の薬を処方箋なしで薬局で買えたとすると、その薬はOTCであり、効き目は病院でもらう薬の三分の一以下であるということになります。

「 副作用のない薬をください 」、「 この薬には副作用はありませんか? 」

 

 実際のところ副作用が全くない薬はありません。漢方薬も例外ではありません。病気や症状に対しよく働く薬の効果が主作用、必要のない薬効や好ましくない作用が副作用と呼ばれます。風邪薬や蕁麻疹の薬で眠くなるのは、一般的には副作用ですが、よく眠れて風邪が治った方にとっては眠気を主作用と呼んでも間違いではありません。痛み止めも、痛い時には有難い薬ですが、飲みすぎると胃を荒らしたりします。抗生物質もなくてはならない薬で、それで命が助かる人も多いのですが、そのせいで下痢をしたりすることもあります。薬の副作用のなかで気をつけたいのは「薬疹」、アレルギー反応であらわれる発疹や皮疹で、どなたにも、またどの薬にもその可能性があり、飲んでみないと分からない、つまり飲む前に予測することは出来ないのです。そんな時は、すぐに医師に相談するようにしましょう。なお、副作用の中には自覚症状がない場合もあります。調子が良くても定期的に検査を受けることも大切です。

未婚あるいは結婚に満足していない男性は脳卒中の死亡リスクが高い

イスラエルのテルアビブ大学による調査から、未婚あるいは結婚に満足していない4065歳の就労男性は脳卒中の死亡リスクが高いことが明らかになった。調査の結果、未婚者492人のうち34369.7%)が死亡したのに対し、既婚者では9537人中6191人(64.9%)が死亡していた。結婚の満足度について43%が「非常に満足している」、45%が「かなり満足している」、8%が「それほど満足していない」、3.6%が「満足していない」と答えた。各グループの危険率について「非常に満足している」と答えた人を1とすると、「かなり満足している」人で1.18、「それほど満足していない」人で1.09、「満足していない」とした人で1.64となった。つまり既婚男性の中では、「結婚に満足していない人」の脳卒中リスクが最も高い結果となった。家庭円満が大切。 

疲れたあとに歯磨きをすると、脳が活性化し、気分リフレッシュ

花王株式会社と千葉大学の共同研究の結果、脳が疲れたあとの歯磨きには、脳を活性化し、気分をリフレッシュする効果のあることが分かった。疲労後に歯磨きをすると、歯磨きしない場合と比べ、脳の疲労は有意に低下し、注意力も高まる傾向が認められた。つまり歯磨きにより脳が活性化したものと推測された。また心理状態についても、疲労後に歯磨きをすると、リフレッシュ感が有意に高まり、集中力やすっきり感も高まる傾向が認められた。これより歯磨き行動には、仕事や勉強などで疲れた際の脳を活性化し、リフレッシュする効果があると考えられた。

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