頭痛アレコレ

 

労作性頭痛(頭痛が起こるので運動できない)

 

サッカー、水泳、ラグビーなどの激しい運動の際や、運動直後に起こる頭痛で、重量挙げ頭痛とも呼ばれていました。暑い日や高地で運動した場合に起こりやすくなります。その他、ランニング、テニス、レスリング、重量挙げ、エアロビクスなど、ありとあらゆる運動で誘発されることがあります。

 

航空機の搭乗による頭痛(飛行機に乗れない)

 

飛行機に搭乗中、たいていの場合、下降中に現れる頭痛です。着陸後しばらくすると治ります。気圧変化が誘因と考えられており、副鼻腔炎があると起こりやすいと言われます。

 

中華料理店症候群(チャイニーズレストラン症候群)、ホットドッグ頭痛

 

中華料理を食べると頭痛、一過性の灼熱感,顔面の圧迫感,胸痛,後頚部から背部・上肢のしびれなどの症状が出現するもので、調味料として多用されるグルタミン酸ナトリウム(味の素)により誘発される頭痛です。          

ホットドッグ頭痛とは、ニトログリセリン頭痛,ダイナマイト頭痛とも呼ばれ、ソーセージなどに保存剤として含まれる硝酸や亜硝酸から生じるNO(一酸化窒素)が、血管を拡張させるために起こる拍動性の頭痛です。

 

ポニーテール頭痛

 

ポニーテールをした時に起こる頭痛です。ポニーテールだけでなく、頭の上で髪をお団子にするようなヘアスタイルで起こる頭痛も同じです。ポニーテールにしようと髪を束ねることで、頭皮が引っ張られ、血流が悪くなり、また頭皮の神経も圧迫されることから、それを痛みと感じ頭痛が起こるのです。

 

群発頭痛(世の中で一番痛い頭痛)

 

この頭痛は、群発(ぐんぱつ)地震のように、ある期間の間、毎日起こる特徴があります。

1度、頭痛が起こり出すと、ほぼ毎日、頭痛を起こすようになり、また1日のうちでも、ほとんど同じ時刻に痛みだすことが多く、痛みは

1時間から長くて3時間ぐらい続いて、ピタリと治まります。これが12ヵ月くらい続き、なぜか、治まってしまうのですが、半年から23年たった後、再び同じような激痛に見舞われるのです。痛み方は、「目がえぐられるような」「きりで刺されるような」と表現されるように、耐えられないほどの痛みといわれます。あまりの痛みにじっとしていることができず、それを紛らわせるために動き回らずにはいられないという特徴があります。

 

ゴルフ頭痛

 

ゴルフのスイングを行った際、首をひねったことで、頸椎の骨の中を走る椎骨動脈が傷害され、動脈壁に解離が生じ起こる。球を打った瞬間、後頭部に激しい頭痛が走った際は要注意。くも膜下出血や脳梗塞を起こすことがあります。

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