軽度認知障害(MCI)とは?

 最近、「物忘れ」がひどいと感じていませんか? もしかすると認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)かもしれません。 MCIの段階で早期発見ができれば、認知症の発病を予防できる可能性があります。健常者と認知症との中間の状態をMCIMild Cognitive Impairment:軽度認知障害)と言います。MCIとは、認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じてはいますが、未だ日常生活には支障がない状態のことです。

MCIになるとどうなるの?

 MCIを放置すると、認知機能の低下が次第に増悪し、5年間で約50%の人は認知症へ進行すると言われています。厚生労働省は、認知症とその予備軍とされるMCI人口は、現時点で862万人存在すると発表しています。これは65歳以上方の4人に1人です。意外に思われるかもしれませんが、認知症やMCIは、他人ごとではなく、とても 身近な症状なのです。

早期発見の重要性

 認知症に一旦かかると、治療により進行を遅らせることはできても、完治することはできません。そのため、MCIの段階で、認知機能の低下に早く気付き、予防を行うことで、認知症への進行を防ぎ、なかには症状が最後まで出ずにすむケースもあります。

認知症になりにくい生活習慣

認知症の予防には、食習慣や運動習慣、生活習慣を改善した日々を過ごすことが重要だと言われています。

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